祖父母から山、田畑を相続しましたが、どうすればよいのか?
簡単に売り買いできるものではありません。
では、活用だと思い、手のかからないが収益性のあるようなことが出来ないか模索しました。
自宅からおよそ30分の距離にあるので、なかなか様子も見に行けませんしね
畑山庭に何があるか確認
私にも本業があるので、何かをやるための労力は少ないに越したことはありません。
すでに何かお金になりそうな、楽しそうな資源はないかなと負動産となっている祖父母の庭を探検しました。
孫子の己を知り敵を知らざれば~のやつですね。
わくわくしながらみてみると、田畑の機械や昔買ってたチャボの小屋など、そのままあってもなかなか活用できないものばかり。
うーんと樹木に目を向けると、
梅の木が20本もある!
梅干しは好きだけど、もっぱら親戚にもらうばかりで自分で漬けたりすることもありませんので、梅の木があっても見向きもしませんでした。
梅がたくさんあれば、梅干し、梅酒、梅ジュース、梅ジャム、梅から酵母なんかを作ることもできるかも!
(写真)ためしにいくつか採取しました。なかなかかぐわしい香り。追熟させると甘い匂いが香るようになってきました。
この梅ちゃんたちを大事にするために梅しごとの書籍も購入しました!
しかし、これからやるぞーというときに思わぬニュースが飛び込んできます!
令和6年は梅が記録的な不作!?
どうやら暖冬の影響で梅の開花がはやまり、梅の花の受粉を手伝うミツバチもまだ寒くて活動しておらず、梅の実がまったく実をつけていないとのこと。そのあまりの不作ぶりにNHKのニュースなどでもとりあげられるほどでした。
そうはいっても20本も梅の木が生えていれば実はいくつかなってるはず!
今後は私の梅しごとの様子をお届けします!
ミツバチってどうだろう
さきほど、ミツバチが受粉を助けるといいましたが、養蜂ってどうなんだろうと調べてみました。梅干しの聖地和歌山のみなべ町では、梅の受粉を助けるのに二ホンミツバチを利用しているとのことでした。(みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会)
そこで二ホンミツバチを調べてみると、
- お世話は月に1回程度で手間のかからない
- 花がある土地にぴったり
- 二ホンミツバチのはちみつはとれる量が少ないが、たくさんの花のみつを集めた百花蜜として高単価
これは、二ホンミツバチの養蜂家になるしかない!
結論 梅しごとと二ホンミツバチの養蜂家になるぞ!
孫子の教えの通りにぐるっと見渡すと、たくさんの梅の木とその生育を助けつつ、高単価なはちみつを供給してくれる二ホンミツバチが負動産活用の手助けをしてくれそう!
ものは試しだ!皆さんに梅しごとと養蜂家になる様子をお届けします!